受験生や保護者が陥りやすい立教大学法学部に関する誤解や、出願前に必ず知っておくべき盲点が3つあります。
誤解1:「英検準1級に合格していないと出願しても無駄」
ネットの受験体験記では「準1級必須」と煽られるケースがありますが、これは不正確です。立教大学が参照するのは「合否(級)」ではなく「CSEスコア」です。たとえ英検準1級が不合格であっても、あるいは英検2級であっても、CSEスコアが2300点前後に達していれば同等の高い換算点が得られます。逆に、準1級にギリギリ合格してもスコアが2250点程度であれば、2級で2320点を取った受験生よりも換算点で下回るという逆転現象が起きます。
誤解2:「法学部に入れば全学科で同じように六法を学ぶ」
3学科のカリキュラムは想像以上に明確に分かれています。特に政治学科は、法学部内に設置されているものの、学習の主軸は現代政治分析、国際関係論、行政学、メディア政治などであり、民法や刑法といった実定法の必修科目はごくわずかです。「法律を体系的に学びたい」と思っていたのに、偏差値や倍率のわずかな差だけで政治学科に出願すると、入学後に強いミスマッチを感じる原因になります。
誤解3:「合格最低点が非公表だから対策の立てようがない」
立教大学は一般入試の合格最低点を公式には発表していませんが、これは異日実施および選択科目間の有利不利を是正する「得点調整(中央値補正法等)」を行っているためです。合格者の得点開示データを集計した予備校の分析によれば、英語換算点で85%、国語で75%、選択科目で70%〜75%(総合得点率で約73%〜76%)を確保できていれば、どの日程でも安全圏に入ることが判明しています。