90年代前半、東京・渋谷を発信地として広がった「渋谷系」カルチャー。オリジナル ラブはその中心人物として、常に知的で洗練された音楽性を提示し続けた。しかし、その影響力はもはや日本国内だけに留まらない。近年、世界的なトレンドとなった「シティ・ポップ」ブームの波に乗り、彼らの楽曲は海を越えて新たな評価を獲得している。
SpotifyやApple Musicといった主要音楽配信サービスでは、海外リスナーによる再生数が急増。またYouTube上に投稿された過去のライブ映像やMVには、多言語の熱烈なコメントが溢れかえっている。かつて一音楽ムーブメントとして捉えられていたサウンドが、グローバルな音楽業界において普遍的なマスターピースとして再定義された証と言えるだろう。