ファンの焦燥感に付け入る形でネット上に広まる言説には、重大な誤解やリスクを孕むものが複数存在します。その最たるものが「嵐ラストライブ一般発売」に代表される一般プレイガイド販売への過度な依存と、非公式なチケット売買です。
まず押さえるべき事実として、嵐のようなメガヒットグループの公演において、一般発売(チケットぴあ、ローソンチケット等)に回される座席数は全体の数パーセントに過ぎません。サーバーへのアクセス集中によって発売開始から数秒で「予定枚数終了」となるのが常であり、一般発売枠をあてにした計画は極めて無謀です。
また、昨今のコンサート運営において最も注視すべきは嵐チケット転売防止対策の進化です。チケット不正転売禁止法の施行以降、運営側はデジタルチケット(QRコード発券)と紐づいた嵐ライブ本人確認ルールを大幅に強化しています。
「身分証明書の貸し借り」や「名義変更サービス」を謳う転売業者の手口は完全に捕捉されており、入場ゲートでのランダムまたは全数顔認証・公的身分証明書照合によって入場を拒否される事例が後を絶ちません。一度無効化されたチケットは代金が返還されないばかりか、名義人のFC会員アカウントが無期限の資格剥奪処分を受けるという厳罰が下されます。