ゴトーの戦闘力は、プロハンターの中でも上位クラスに位置する高水準なものでした。彼の念能力は、両手から指弾のようにコインを弾き出す強化系の能力です。単に弾くだけでなく、親指と人差し指を巧みに使って凄まじいスピン(回転力)を与えており、1枚1枚がライフルの銃弾を凌駕する破壊力と貫通力を誇ります。
ヒソカとの戦闘では、毎秒数十発におよぶ連射を見せ、ヒソカが張り巡らせたガムの膜をねじ切るほどの推進力を見せつけました。ヒソカ自身も「まともに受ければ両手が吹き飛ぶ」と判断し、受け流すのが精一杯だったことからも、純粋な火力と攻撃速度は一流武闘派念能力者に匹敵します。
ゾルディック家の執事室において、ゴトーは長年「執事長」として現場を束ねてきました。他の主要な執事メンバーと比較しても、そのバランス感覚と統率力、初見殺しの火力は際立っています。
ゴトーの敗因は純粋な戦闘力の多寡というよりも、ヒソカが持つ「騙し」と「地形利用の巧みさ」にありました。正面からの撃ち合いであればヒソカにも甚大なダメージを与えうる実力者であったことは間違いありません。