「gạo nếp cẩm」はベトナム語で、gạo(米)、nếp(もち米)、cẩm(深紫色・濃い赤紫)を意味し、日本では一般的にベトナム黒もち米や紫もち米と呼ばれています。古くからベトナム北部山岳地帯を中心に栽培され、ハノイをはじめとする都市部のカフェや屋台でも定番の食材です。
日本の一般的な白米や通常のもち米と異なり、果皮や種皮の部分に天然色素を含んでいるため、炊き上がると鮮やかな赤紫色に染まります。単なる主食の枠を超え、独特の香ばしさと奥深いコクを活かしたスイーツやおこわ(Xôi)の材料として幅広く愛されてきました。
日本国内のベトナム料理店でもデザートメニューとして導入する店舗が増加しており、エスニック料理ファンのみならず、感度の高いフードトレンドフォロワーの間で一躍脚光を浴びています。