新日本木村ボクシングジムの歴史を語る上で欠かせないのが、創設者である木村七郎会長の存在です。木村会長は卓越した人間観察眼と、泥臭くも科学的なインサイドワークの指導法で知られ、選手一人ひとりの骨格やメンタルに合わせた緻密なオーダーメイド指導を徹底していました。
ジムはJR山手線・京成線の日暮里駅や三河島駅からアクセスの良い立地に位置し、プロ志望の若者だけでなく、下町の少年たちやフィットネス会員まで温かく受け入れる地域密着型の名門として長年親しまれました。徹底した基礎反復と精神的タフネスを植え付ける育成メソッドは、多くの日本王者・東洋太平洋王者を誕生させ、業界内でも「木村ジムの選手はスタミナと根性が桁違い」と恐れられる強固なブランドを築き上げました。