二人の関係が幕を開けたのは、中島美嘉さんがバレーボールの試合を観戦に訪れたことがきっかけでした。試合終了後、プレミアムシート裏の通路で中島美嘉さんが清水邦広選手に「お友達になってください。ダメなら(連絡先のメモを)捨ててください」と直筆の電話番号を手渡し、猛アタックしたエピソードは広く知られています。およそ3年間の交際期間を経て、2014年12月25日に婚姻届を提出しました。
しかし、祝福に包まれた結婚生活はわずか3年2カ月でピリオドを打つことになります。2018年2月3日、双方は連名の直筆署名入りFAXを通じて円満離婚を発表しました。公式発表資料に記された理由は、極めて簡潔かつ切実なものでした。
「東京と大阪での拠点生活が続き、家族としての時間を十分に確保することが難しくなった」――。
当時、清水選手は大阪府枚方市を本拠地とするパナソニックパンサーズの主将・絶対的エースとして、日々の厳しい練習と遠征に追われていました。一方の中島美嘉さんは、全国ツアーやレコーディング、楽曲制作など東京を拠点に多忙を極めるトップアーティストです。月に3回から4回ほど大阪に通う生活を続けていたものの、トップアスリートのコンディション管理と、夜型になりがちなアーティストの制作スタイルは、生活リズムそのものが大きく異なっていました。
「一緒に過ごす時間が少ないからこそ、お互いの未来のために離れることが最善の選択である」という決断は、憎み合って別れたのではなく、プロフェッショナルとしてお互いの人生とキャリアを深く尊重した結果でした。