赤倉観光ホテルが他の高級リゾートホテルと決定的に一線を画しているのは、圧倒的な立地条件と日本ホテル史に刻まれた血統の掛け合わせにあります。
ホテルの創業は昭和12年(1937年)。帝国ホテルや川奈ホテルを手がけた大倉財閥の総帥・大倉喜七郎男爵が、当時の商工省管轄下の国際観光局の主導により、外国人観光客を誘致する国策ホテルの一つとして創業しました。スイスの山岳リゾートをモデルに選定された妙高高原の絶景地は、背後に妙高山を背負い、正面には野尻湖や斑尾山、遠く志賀高原や北信五岳を見渡す、計算され尽くした景観美を誇ります。
特にメディアやSNSで話題を集めるのが、赤倉観光ホテルからの雲海です。妙高高原は昼夜の寒暖差が大きく、盆地状の地形に湿気が滞留しやすいため、春(5月中旬〜6月)や秋(9月下旬〜11月)の晴天・無風の早朝には、高確率で眼下一面に雲海が広がります。メインバーやカフェテラス、あるいは客室のバルコニーから、まるで天空の城に浮遊しているかのような光景を目の当たりにした宿泊客からは、「言葉を失うほどの静寂と神々しさ」という感嘆の声が絶えません。