アイスバケツチャレンジの現在と寄付金の行方|難病Als治療薬の成果

アイスバケツチャレンジの現在と寄付金の行方|難病Als治療薬の成果

アイスバケツチャレンジの現在と寄付金の行方|難病Als治療薬の成果にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

アイスバケツチャレンジの爆発的な拡散力は、そのシンプルかつ逃げ場のないゲーム的なルール設計にありました。指名を受けた挑戦者は、24時間以内に「氷水を頭からかぶる」「ALS協会に100ドル(日本では寄付金)を寄付する」のいずれか、あるいはその両方を選択し、さらに次の挑戦者として3名を指名するという仕組みです。動画撮影とSNS投稿を前提としたこのバトンリレー形式が、ネズミ算式に世界中へ波及しました。

この運動を難病ALS支援と結びつけ、世界規模のうねりに変えた決定的な人物が、米ボストンカレッジの元野球部主将ピート・フラテス(Pete Frates)氏です。27歳という若さでALSの診断を受けた彼は、同じく若年性ALS患者であったパット・クイン(Pat Quinn)氏らとともに、認知度が低かったこの過酷な難病に光を当てるべくキャンペーンを主導しました。

手足の自由を奪われ、やがて呼吸器系すら侵されるALS(筋萎縮性側索硬化症)の過酷さを前に、ピート氏が特番インタビューや自著・手記で語った「私の人生の目的は、この病気を根絶するための世界的なムーブメントを作ることだ」という生の声は、瞬く間にアスリート仲間から政財界の重鎮、ハリウッドスターへと伝播していきました。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。