スシローペロペロ事件の真相と現在|6700万円訴訟の結末とその後

スシローペロペロ事件の真相と現在|6700万円訴訟の結末とその後

スシローペロペロ事件の真相と現在|6700万円訴訟の結末とその後の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

騒動の発端となったのは、2023年1月29日頃からTwitter(現X)をはじめとするSNS上で急速に拡散された動画でした。舞台となったのは岐阜県岐阜市にある「スシロー岐阜正木店」。金髪の少年が周囲を伺いながら卓上の醤油ボトルの注ぎ口を舐め、未使用の湯呑みの縁を一周舐め回して食器棚へ戻し、さらに指に唾液をつけて回転レーン上の寿司に塗りつける姿が克明に記録されていました。

動画が可視化した衛生管理への直接的な脅威に対し、消費者の拒否反応は凄まじい勢いで広がりました。拡散直後の2023年1月31日、スシローを傘下に持つ株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの株価は急落。時価総額にして一時約168億円相当が吹き飛ぶという、外食上場企業として前代未聞の損害額を記録したのです。

現場となった岐阜正木店では、店内のすべての湯呑みの徹底洗浄と全醤油ボトルの入れ替えを余儀なくされ、客足は一時的に目に見えて激減しました。運営元のあきんどスシローは2023年2月1日に公式発表を行い、「刑事・民事の両面から厳正に対処する」と明言。当事者少年とその保護者が直接出向いて謝罪を申し入れたものの、会社側はこれを受け入れず、法的手続きを断行する姿勢を貫きました。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。