ファンが満場一致で挙げる名シーンといえば、白鳥沢学園高校戦における牛島若利のスパイクを止めたあの一瞬だ。冷静沈着だった月島がガッツポーズとともに歓声を上げる場面は、視聴者の心を揺さぶった。この収録において内山自身、普段の落ち着いたキャラクター作りから一転し、感情を爆発させるテイクに全精力を注いだというエピソードが知られている。
現場でのマイクワークやキャスト同士の掛け合いの中で生み出された緊迫感。監督や音響監督との緻密な擦り合わせを経て結実したあのシャウトは、アフレコ現場の熱気がそのまま音として刻まれた奇跡の一片だった。