テレビの画面越しに視聴者を騒然とさせた「画伯」としての顔。彼の描くスケッチは、一見すると幾何学的でありながら、どこか温かみのある絶妙なバランスで成り立っている。対象の特徴を捉える視点が一般的な画風とは一線を画しており、抽象画のような深みすら漂わせる。
「上手いか下手か」という単純な物差しでは測れない。それこそが彼の持つ画力の真実だ。SNS上では放映直後から「中毒性が高すぎる」「個展を開いてほしい」といった声が相次ぎ、関連ワードがトレンド入りする事態に発展。ポップさと混沌が同居した独特なセンスは、目の肥えたアート好きの関心をも引き寄せている。