イラストレーションを巡るプラットフォームのエコシステムも激変した。かつてpixivを中心とした投稿コミュニティで熱狂を生んでいたオリジナルイラストが、今やグローバルな映像制作の起点となっている。一枚のイラストから生まれた世界観やキャラクターがSNSで爆発的な反響を呼び、そのままアニメーション企画へと発展するケースは珍しくない。
Netflixをはじめとするグローバル配信プラットフォームの台頭により、良質なビジュアルIPに対する需要は世界中で高まり続けている。一枚の絵に込められた強烈な物語性が、国境や言語の壁を越えて数千万人規模のオーディエンスを惹きつける。個人のクリエイターが発信した「夏のワンシーン」が、明日の世界的メガヒット作へと直結するダイナミズムがここにある。