『ピカンチ』シリーズを語る上で絶対に外せないのが、映画の世界観と完璧にリンクした主題歌の存在です。
第1作の主題歌『PIKA☆NCHI』は、疾走感ある激しいロックチューンで、若者の初期衝動や苛立ちを生々しく表現しました。そして第2作の主題歌となった『PIKA★★NCHI DOUBLE』は、嵐の全ディスコグラフィの中でも屈指の名曲として今なお絶大な支持を集めています。
櫻井翔自らが作詞したサクラップ(Rap詞)には、「終わったはずの夢がまだ 僕らの背中にぶらさがってる」など、青春の終わりと大人の現実を受け入れつつ進む切なさが込められています。当時の嵐自身が置かれていた葛藤や成長過程とも重なり合い、単なる映画のタイアップを超えたアンセムとして語り継がれています。