還暦の赤、古希・喜寿の紫に対し、米寿のお祝いカラーは「黄色」や「金茶色(きんちゃいろ)」、「黄金色」です。
黄色や金茶色が選ばれる背景には、米寿の「米」という文字の通り、「実った稲穂の黄金色の輝き」や、大地の実りへの感謝が込められています。また、黄色・金色は古くから格式が高く、豊かさや繁栄、あたたかな生命力を象徴する縁起の良い色とされてきました。
伝統的なお祝いでは黄色の頭巾やちゃんちゃんこを羽織る儀礼がありますが、現代では「着ぐるみのようで少し気恥ずかしい」「一度しか着ないのはもったいない」と感じる高齢者も少なくありません。そのため、記念撮影用としてレンタルでちゃんちゃんこを用意しつつ、実際のプレゼントには金茶色のストールやカーディガン、上質な黄色の湯呑み、プリザーブドフラワーなどを贈るスタイルが人気を集めています。