歴史的な金価格の上昇に伴い、ハイジュエリーの価格改定はここ数年で何度も繰り返されてきた。一見すると手が出にくくなった印象を受けるが、市場の反応は真逆だ。購買層の間では「消費」ではなく「保全」という意識が急速に強まっている。
都内の大手質店関係者によると、状態の良いイエローゴールドのLOVEブレスレットは、数年前に購入した価格と同等、あるいはそれ以上の相場で取引されることも珍しくないという。「バッグや衣類は経年劣化を免れないが、18Kゴールドのジュエリーは磨き直しによって新品同様の輝きを取り戻す。現金を銀行に寝かせておくくらいなら、毎日身につけられるゴールドバングルに変えたいという駆け込み需要が目立つ」と分析する。