Q1:エイが水槽のガラスに顔をペタッと貼り付けて泳ぐのはなぜですか?
A1:主に給餌(餌やり)のルーティンと水槽の壁面構造が関係しています。水族館では上部から餌を投入することが多く、エイは「上に行けば餌がある」と学習しています。水槽の壁に沿って上昇する泳ぎ方が最もエネルギー効率が良いため、結果的にお腹をガラスに密着させた状態で滑走する姿が頻繁に観察されます。
Q2:エイの本当の目には人間や水槽の外の景色が見えているのですか?
A2:しっかりと見えています。エイの目は背面についていますが、眼球が突出して可動域が広く、上方から斜め前方まで広い視野をカバーしています。水槽の前に立つ人間の動きや光の明暗も明瞭に感知しており、飼育員が餌のバケツを持って水面近くに現れると敏感に反応します。
Q3:ネットで見かける「人の顔をしたエイの乾燥標本」は本物の生物ですか?
A3:本物のエイの死骸を加工して作られた細工品です。ヨーロッパで古くから「ジェニー・ハニヴァー(Jenny Haniver)」と呼ばれ、小型のガンギエイなどのヒレを翼のように切り込み、頭部を乾燥させて奇妙な小悪魔や人魚のミイラのように仕立てた民芸品です。エイの腹面が人間の顔に似ている特徴を逆手に取った造形として知られています。