この波は個人の創作活動だけにとどまらない。大手IT企業から老舗食品メーカーまで、自社のオウンドメディアや公式SNSのアイコンにゴーストキャラクターを採用するケースが相次いでいる。
「従来のかっちりした企業ロゴや厳格なマスコットキャラクターでは、Z世代やα世代との距離感を詰めるのが難しくなっていました」と、都内の大手広告代理店でアートディレクターを務める人物は明かす。「少しゆるくて無害な雰囲気を持つゴーストは、エラー画面やローディング画面に表示されてもユーザーのフラストレーションを和らげる効果があります。UXデザインの観点からも非常に優秀なエレメントなのです」。
Webサイトの離脱率低下や、SNSでのエンゲージメント率向上を目指す企業にとって、いまや不可欠なグラフィック要素となりつつある。