2006年の連載開始当時、世界の国々をキャラクター化するという斬新な設定は、瞬く間にネットカルチャーの寵児となった。それから20年が経過した現在も、その熱量は衰えていない。むしろ、かつてリアルタイムで作品に触れていた世代が親となり、その子供たちが新たなファンとして参入する「親子二世代」のファン層が形成されつつある。
この息の長い人気の背景には、キャラクターデザインの普遍性がある。各国の歴史や文化、ステレオタイプを絶妙にデフォルメしたキャラクターたちは、一度見たら忘れない強烈な個性を放つ。それが、現代のクリエイターたちの創作意欲を刺激し続けているのだ。