現在、店を訪れると耳に入ってくるのは日本語だけではない。英語、中国語、フランス語など、多様な言語が飛び交う光景が日常となっている。SNSや海外の旅行ガイドで「仙台で絶対に食べるべき一杯」として紹介されたことで、インバウンドの波が一気に押し寄せたのだ。
「日本の伝統的な味噌と、自分好みにカスタマイズできる楽しさが素晴らしい」と語るのは、アメリカから訪れた観光客だ。ヴィーガン対応やハラル対応といったグローバルスタンダードへの意識が高まる現代において、頑なにオリジナルの豚骨・鶏ガラスープの旨味を貫く姿勢が、逆に本物志向の外国人たちを魅了してやまない。