いい子ちゃんばかりの世の中に、みんな少し疲れてしまったのかもしれない。ピンクで甘いマイメロディとは対照的に、黒いずきんとドクロマークを身にまとったクロミは、反逆と自由の象徴だ。SNSでは彼女の毒舌や、ちょっとドジだけど自分に正直な生き方がショート動画で拡散され、若者たちの共感を呼んでいる。
かつてのキャラクタービジネスは「子ども向け」が基本だった。しかし、クロミは違う。彼女の持つ少しひねくれた、けれど人間味あふれるキャラクター性が、生きづらさを抱える現代の若者たちの心の隙間にピタリとはまったのだ。