櫻井海音がテレビ番組や映画の舞台挨拶などに登壇するたび、SNS上で必ずといっていいほど巻き起こるのが「桜井和寿と顔も声も驚くほど似てる」という反響です。特にファンや視聴者が指摘するのは、彼が見せる「屈託のない笑顔」の瞬間です。真顔のときはどこかミステリアスで現代的な美男子の雰囲気を漂わせていますが、ふと相好を崩したときに見せる目元の優しげなカーブや、口角の上がり方は、20代から30代の頃の桜井和寿を彷彿とさせます。
ビジュアルだけでなく、「声質」と「話し方のトーン」の一致も見逃せません。インタビューやラジオ番組で語る櫻井海音の声は、耳に心地よく響くハスキーさと落ち着きを兼ね備えており、トーンの落とし方や語尾のニュアンスに父親独特の節回しが自然とにじみ出ています。実際に舞台や撮影現場を共にしたスタッフの間でも、「台本読みの際、ふとした瞬間の声のトーンに桜井さんの面影を感じて鳥肌が立った」というエピソードが語られています。
音楽面における父子エピソードも非常に印象的です。櫻井海音は中学生の頃からドラムに没頭し、父の盟友であるシンガーソングライター・スガシカオのライブイベントにサポートドラマーとして抜擢された経験を持ちます。この際、父親のコネクションで起用されたのではなく、純粋に演奏動画やスタジオでのセッション審査を経て実力で席を勝ち取ったことが後に明かされています。父親である桜井和寿は、手取り足取り音楽を指導するのではなく、一歩引いた位置から息子の自主性と情熱を温かく見守るスタンスを一貫して貫いていました。