大阪市立東洋陶磁美術館の全貌|国宝から最新カフェまで徹底解剖

大阪市立東洋陶磁美術館の全貌|国宝から最新カフェまで徹底解剖

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展示室を出たあとの余韻を優雅に締めくくってくれるのが、リニューアルとともに誕生した東洋陶磁美術館のカフェです。新エントランス棟の開放的なガラス壁に面したカフェスペースからは、堂島川の水面と中央公会堂の赤レンガ建築がパノラマのように広がります。

提供されるメニューには、陶磁器の美意識にオマージュを捧げたこだわりのスイーツや、香り高いスペシャリティコーヒー、季節のハーブティーが並びます。器の質感にこだわったカップ&ソーサーで提供されるティータイムは、単なる休憩の域を超えた「味覚と触覚による美術鑑賞の延長」といえます。カフェのみの利用も可能であるため、中之島散策の途中に立ち寄るカルチャースポットとしても定着しています。

併設されたミュージアムショップも大幅にスケールアップしました。国宝《油滴天目茶碗》の斑文をモチーフにしたステーショナリーや布小物、精巧な陶磁器のミニチュアフィギュア、現代作家が手がけた普段使いのうつわなど、文化的好奇心を刺激するアイテムが充実しています。単なる観光土産にとどまらない、暮らしに美を添える逸品との出会いも同館ならではの楽しみです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。