ハーバード大学に偏差値は存在しない?東大比較と合格率3%の過酷な真相

ハーバード大学に偏差値は存在しない?東大比較と合格率3%の過酷な真相

ハーバード大学に偏差値は存在しない?東大比較と合格率3%の過酷な真相に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

受験生や保護者の間で頻繁に検索されるハーバード大学偏差値日本換算というキーワードですが、結論から言えば、アメリカの大学入試に偏差値という物差しは存在しません。偏差値は母集団の平均点と標準偏差から算出される日本独自の相対評価指標であり、全米統一の一斉学力試験で序列を決める文化がない米国では算出のしようがないのが実情です。

それにもかかわらず「偏差値80超え」「偏差値85」といった数字がネット上で定着している背景には、国内の大手留学予備校や進学塾が便宜上行っている海外大学進学偏差値比較の存在があります。東京大学理科三類(医学部)や京都大学医学部の偏差値が72.5〜75前後(河合塾基準)に位置づけられる中、それらを遥かに凌駕する選抜の厳しさを直感的に伝えるため、便宜的に「80以上」という規格外の数値を当てはめているに過ぎません。

あわせて語られがちなアイビーリーグ偏差値についても同様です。コロンビア大学、イェール大学、プリンストン大学をはじめとする名門8校群は、いずれも学力試験のスコア順に上から合格を出すシステムを採っていません。「東大模試で全国1位を取れる学力があっても、ハーバードには平然と不合格になる」と言われる本質は、評価軸そのものが日本のペーパーテスト至上主義と完全に切り離されている点にあります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。