カーリングストーンの値段は1個10万円超?高額すぎる驚きの理由を徹底解説

カーリングストーンの値段は1個10万円超?高額すぎる驚きの理由を徹底解説

カーリングストーンの値段は1個10万円超?高額すぎる驚きの理由を徹底解説についての最新情報をお届けします。

カーリングストーンが高額な最大の理由は、原料となる石の希少性と特異な性質にあります。世界選手権やオリンピックなどの主要国際大会で使われる公式ストーンは、スコットランド沖に浮かぶ無人島アルサクレイグ島(Ailsa Craig)で採掘される花崗岩がほぼ独占的に使われています。

氷上で激突を繰り返すストーンには、極めてシビアな物理特性が求められます。スコットランド産花崗岩の特徴として、以下の点が挙げられます。

  • 吸水率が極限まで低い(ほぼゼロ):石の隙間に水分が入り込まないため、氷上で石が水分を吸って凍結・膨張し、内部からひび割れる事故を完全に防ぎます。
  • 卓越した耐衝撃性:ストーン同士が猛スピードで衝突しても、欠けたり砕けたりしない驚異的な硬度を誇ります。
  • 二種類の花崗岩の使い分け:底面の滑走面(ランニングエッジ)には耐水性に優れた「ブルーカーン」、側面(打撃面)には割れにくい「コモングリーン」という2種類の岩石を組み合わせる高度な加工が施されます。

現在、アルサクレイグ島の花崗岩を独占加工しているのが、1851年創業の老舗ケイス社(Kays of Scotland)です。自然保護区に指定されている同島での採掘は数年に一度しか許可されず、採掘された石をスコットランド・マホリンの自社工場で熟練職人が手作業で削り出して仕上げています。この圧倒的な原料の希少性と手作業の製造工程こそが、カーリングストーンが高い理由の真相です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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