検索窓に施設名を入力すると上位に浮上する「閉店」や「建て替え」という不穏なワード。結論から申し上げますと、せんちゅうパルが直ちに全館閉館・解体されるという事実は一切ありません。約150店舗におよぶ専門店街は、日々の買い物客や乗り換え客で今日も活気に満ちています。
では、一体なぜこのような噂が一人歩きしてしまったのでしょうか。背景には、隣接する大型商業施設「千里セルシー」の閉館(2019年全館閉館)と、その後の解体・建て替え計画の存在があります。さらに、隣接する千里阪急を含めた「千里中央地区駅前再開発」の大規模な青写真が報道各社から発表されたことで、一般の利用者の間で「駅直結のせんちゅうパルも一緒に消えてしまうのではないか」という誤解と不安が一気に広がったためです。
豊中市および関係事業者が公表している都市計画資料によると、千里中央駅周辺は「北摂の中枢拠点」としての機能更新を目指し、段階的な再編が進められています。北大阪急行が箕面萱野まで延伸したことで、終着駅としての役割から広域ハブ駅へとシフトした千里中央。せんちゅうパルにおいても、定期的なテナントの入れ替えやリニューアルが行われており、街の進化に合わせた柔軟なアップデートが図られています。