年明けとともにスタートした冬ドラマ2021一覧を紐解くと、質の高い人間ドラマとスリリングなサスペンスが拮抗していたことが分かります。宮藤官九郎脚本×長瀬智也主演による『俺の家の話』は、介護と能楽、家族愛を巧みに織り交ぜ、多くのドラマ賞を総なめにしました。また、大倉忠義と広瀬アリスが夫婦の葛藤をリアルに演じた『知ってるワイフ』も、共感と議論を呼ぶ秀作として支持を集めました。
続く4月期は、まさに春ドラマ2021キャスト陣の豪華絢爛な顔ぶれが視聴者を釘付けにしました。坂元裕二脚本の『大豆田とわ子と三人の元夫』では、松たか子を中心に岡田将生、角田晃広、松田龍平という贅沢な布陣が織りなす軽妙な掛け合いがカルチャー層から絶賛を浴びています。
さらに、北川景子と永山瑛太がスピード離婚から始まる愛を描いた『リコカツ』、川口春奈と横浜流星のルームシェア生活が胸キュンを巻き起こした『着飾る恋には理由があって』など、恋愛・ホームドラマの新たな切り口が次々と提示されたクールでした。