ネット上の情報には、すやの栗きんとんに関するいくつかの誤解が存在します。購入前に知っておくべき3つの盲点を整理しました。
1. おせち料理の栗きんとんとの混同
東日本を中心に、「栗きんとん=クチナシで黄色く染めたサツマイモ餡に栗甘露煮を入れた粘り気のあるもの」と連想する方がいまだにいます。すやの栗きんとんは、サツマイモや水飴を一切使わず、茶巾で絞った淡い栗色のホクホクした固形菓子です。初めて口にする方は、その全く異なる上品な味わいに驚かされます。
2. 名古屋・東京の百貨店でいつでも買えるという誤認
「デパ地下に行けば買える」と思われがちですが、すやの栗きんとんは期間限定(9月1日〜翌年1月上旬〜中旬)の商品です。ジェイアール名古屋タカシマヤなどの常設取扱売場であっても、シーズン外には手に入りません。また、東京の日本橋高島屋や新宿高島屋などの銘菓百選コーナーや催事では、入荷日が曜日限定であったり、午前中に即日完売することも珍しくありません。
3. 冷凍保存ができないという思い込み
「賞味期限が数日しかないから少量しか買えない」と諦める方が多いですが、実は家庭での正しい冷凍保存が可能です。届いた当日の新鮮な状態で1個ずつラップで隙間なく包み、ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜いて冷凍すれば、約2〜3週間は風味が保たれます。解凍時は電子レンジを使わず、冷蔵庫に移して2〜3時間かけて自然解凍するのがパサつきを防ぐ鉄則です。