App StoreやFire TVの検索バーで「ミラーリング」と打ち込むと、無料ダウンロードを謳いながら数日後に週額数百円〜年額数千円という法外な課金を要求するサードパーティ製アプリがずらりと並びます。ネット上では「課金しなければ映らない」という誤解が広まっていますが、有料アプリ不要の真相を明かせば、高額な継続課金を支払う理由は技術的に一切ありません。
iPhoneの画面を外部モニターに飛ばす標準機能「AirPlay」は、Appleの独自プロトコルです。一方、Fire TV StickはAndroidをベースにカスタマイズされた「Fire OS」で動作しています。上位機種の「Fire TV Cube」や一部のスマートテレビを除き、一般的なスティック端末にはAirPlayの受信プロトコルが標準搭載されていません。そのため、何らかの形で「AirPlay信号を仲介する受信ソフト」をFire TV側にインストールする必要があります。
この仕組みを利用して、悪質な開発者が「必須のシステムアップデート」に見せかけた課金アプリを乱立させているのが現状です。実際には、完全無料で利用できる良質なレシーバーアプリや、長年信頼されている数百円の買い切りアプリを1度導入するだけで、安全にテレビ出力環境が完成します。