口角の位置をコントロールしているのは、上へと引き上げる「口角挙筋(こうかくきょきん)」「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」と、下へと引っ張る「口角下制筋(こうかくかせいきん)」の力関係です。現代人は無表情で画面を見つめる時間が長いため、引き下げ筋ばかりが凝り固まり、引き上げ筋がすっかり眠ってしまっています。
効率的に口角をリフトアップさせるには、「下げる筋肉をほぐしてから、上げる筋肉を鍛える」という2ステップが鉄則です。
ステップ1:口角下制筋のほぐし方(30秒)
口角の下からあご先に向かって伸びる口角下制筋がガチガチに固まっていると、いくら鍛えても口角は上がりません。まずは緊張を緩めます。
- 唇の両端の斜め下約1センチの場所に、人差し指と中指の腹を優しく当てます。
- 皮膚を強くこするのではなく、奥の筋肉を捉えるイメージで、小さく円を描きながら優しくクルクルと揉みほぐします(左右同時に15秒)。
- そのまま「あ・ぐ・あ・ぐ」と口を小さく動かし、筋肉の深部をストレッチします(15秒)。
ステップ2:大頬骨筋・口角挙筋の鍛え方&割り箸トレーニング(30秒)
筋肉がほぐれたら、頬のトップを引き上げて美しい大頬骨筋 フェイスラインを形状記憶させるトレーニングを行います。
- 定番の割り箸トレーニング:前歯(糸切り歯の奥あたり)で清潔な割り箸を軽くくわえます。
- 口の形を「い」の形にし、割り箸のラインよりも両方の口角を高く持ち上げる意識で、キュッと引き上げます。
- 上の前歯が8本程度しっかり見える状態をキープし、頬の筋肉が持ち上がっていることを確認しながら10秒キープ×2セット行います。
- 自然な笑顔の作り方の仕上げ:割り箸を外し、頬の位置を保ったまま目元を優しく緩めて「ニッコリ」と微笑む感覚を筋肉に記憶させます。