森を訪れる際の総合拠点となるのが那須平成の森 フィールドセンターです。ここでは自然情報のリアルタイム掲示やミニ展示、長靴やトレッキングポールのレンタルが行われており、散策前の情報収集には欠かせない場所となっています。広大な敷地は目的や体力に合わせて巡り方が大きく異なります。
自由に歩ける「ふれあいの森」には、ウッドチップが敷かれた歩行負担の少ないコースから、奥深い森を味わえるコースまで整備されています。なかでも最大の景勝地として名高いのが那須平成の森 駒止の滝(こまどめのたき)です。幅約3メートル、落差約20メートルを誇り、かつては木々に遮られて近づくことすら困難だったことから「幻の滝」と呼ばれていました。現在はフィールドセンター側から遊歩道を進んだ先、および県道沿いの観瀑台から、コバルトブルーに輝く滝壺と断崖絶壁が織りなす圧巻の造形美を一望できます。
那須平成の森の散策コース所要時間を計画する際は、一般的な平地のウォーキングよりも余裕を持たせることが肝要です。標高約1,000メートルの高地に位置するため、天候の急変や足元の状態によってペースが左右されます。より深く自然の成り立ちを知りたい場合は、公式サイトから那須平成の森のガイドウォークを予約し、認定インタープリターとともに一般立ち入り禁止エリアへ足を踏み入れるプログラムへの参加が強く推奨されます。