見え心地の決定打となる光学設計において、日本の大手レンズメーカーの技術力は世界トップレベルを走る。HOYA株式会社、ニコン・エシロール、そしてセイコーオプティカルプロダクツの3社は、累進レンズの歪みを極限まで軽減する両面累進・両面非球面設計の開発でしのぎを削っている。
格安レンズで主流の内面累進や外面累進に対し、最新のハイエンドレンズは個人の眼球の動きやフレームの傾斜角、頂間距離まで計算してオーダーメイドで度数を配置する。これにより、周辺部の歪み領域が劇的に狭まり、視界の広さが格段に向上する。量販店と専門店で見え方に圧倒的な差が生まれる背景には、取り扱うレンズメーカーのグレードと設計精度の違いが存在する。