海外、特に欧米諸国では生後数ヶ月から別室で一人で寝かせる「セルフスージング(自力で静まること)」の文化が根付いている。これと比較して「日本の親は甘やかしすぎなのではないか」と自分を責めてしまう母親や父親も珍しくない。
しかし、文化人類学や心理学の視点から見れば、これは単なる生活スタイルの違いに過ぎない。欧米が「個の確立」を重視するのに対し、日本では伝統的に「親子の情緒的絆」や「スキンシップによる安心感」をベースとした育児文化が育まれてきた。他国のスタイルを無理に直輸入してストレスを抱え込む必要は全くないのだ。