オルビスの代名詞とも言えるのが「100%オイルカット」という徹底した製品設計だ。油分で蓋をするのではなく、肌本来の潤う力を引き出すというコンセプトは、油分過多によるニキビやベタつきに悩む層から絶大な支持を集めてきた。
しかし、これが皮脂分泌量が著しく低下している「超乾燥肌」のユーザーにとっては裏目に出ることがある。オイルによる皮膜感やしっとりとした重めの保護膜を求める人からは、「保湿が物足りない」「時間が経つと突っ張る」といった不満の声が上がりやすい。自分の肌が求めているのが「水分」なのか「油分」なのかを誤解したまま購入することが、悲劇の引き金となっている。