縦型全自動洗濯機の水抜きは、必ず「給水ホース」から着手し、最後に「排水ホース」を処理する順序を徹底してください。逆の手順で行うと給水弁に水圧がかかったまま外すことになり、水が噴き出して周囲を濡らす原因になります。
ステップ1:給水ホースの水抜き(減圧処理)
まず洗濯槽の中を完全に空にします。次に、壁や蛇口についている給水栓(水栓)を時計回りに回して完全に閉めます。水栓を閉めた状態で洗濯機の電源を入れ、フタを閉めて「スタート」ボタンを押します。通常の注水工程が始まり、給水ホース内に残った水が槽内に吸い込まれ、ホース内の水圧が抜けます。約1分間作動させた後、電源を切ります。これにより、蛇口側の給水ホース接続金具(給水弁)を外しても水が飛び散らなくなります。外したホース内の残水を洗面器などに流してください。
ステップ2:洗濯槽・内部配管の水抜き(脱水運転)
再び電源を入れ、コース選択から「脱水のみ(最短時間・約1〜3分)」を設定してスタートします。遠心力によって槽の裏側や内部配管に滞留していた水が一気に排水口へと送り出されます。脱水運転が終了したら、電源を切り、槽の内側に残った水滴をタオルで乾拭きします。
ステップ3:排水ホースの水抜きと取り外し
排水口付近にタオルを敷き、洗濯機本体を少し傾けながら排水ホースを持ち上げて、ホース内部に溜まっている水を排水口やバケツへ流し込みます。ホースバンドを緩めて本体側およびエルボ(排水口の接続継手)から慎重に引き抜きます。取り外した排水ホースは内部を乾燥させ、運搬中にブラブラしないよう本体側面に養生テープ等で固定します。