大手Q&AサイトやSNS上では、ボタン電池の交換にまつわるトラブルの相談が後を絶ちません。現場の生の声を集約すると、つまずきやすいポイントには共通のパターンが存在します。
インターネット上のコミュニティで最も頻発しているのは、「スマートキーの電池を新品に交換したのにドアが開かない」というケースです。投稿内容を詳しく検証すると、新品電池の裏面に貼られていた「誤飲防止用・絶縁シール」を剥がさずにそのまま装着していたり、古い電池と新しい電池の極性の向きを逆に思い込んでセットしていたりする人的ミスが大半を占めています。
また、「狭い電池ボックスから電池を取り出そうとして、金属製の毛抜きやピンセットで上下から強くつまんだら、パチッと火花が散って指を火傷しそうになった」という恐怖体験の告白も散見されます。目に見えない短時間であっても、金属工具を介してプラス極とマイナス極が直結すると、短絡電流によって電池内部で急激な化学反応が起き、数十秒で摂氏80度を超える高熱に達することがあります。