新宿ウイスキーサロンの真骨頂といえるのが、「ウイスキーカクテルと燻製フードのペアリング」です。ストレートやロックといったトラディショナルな飲み方だけに縛られず、ウイスキーが持つ香味成分を多角的に再構築したメニューが揃っています。
代表的な名物カクテルでは、木製チップをその場で燃焼させて煙を閉じ込めたグラスで提供されるスモーキーカクテルや、和茶やスパイスをインフュージョン(浸漬)させたオリジナルリキュールを用いた一杯など、視覚と嗅覚を揺さぶる工夫が凝らされています。煙が立ち上る瞬間の美しさは、バーの空間全体を劇場のような高揚感で包み込みます。
さらに見逃せないのが、専属の知見に基づき設計された燻製料理とのマリアージュです。自家製の燻製ナッツ、スモークチーズ、特製ショコラなど、ウイスキーのピート香や樽香と見事に共鳴するフードが用意されています。「アイラモルトの強いヨード香には、脂の乗った燻製肉を合わせる」「シェリー樽熟成のリッチな甘味には、ビターなスモークチョコを添える」といった緻密な計算により、単体で味わう以上の重層的な旨味を生み出しています。