事態が表面化したのは2018年10月のことだった。所属レーベルであるワーナーミュージック・ジャパンの公式サイト上で、突如としてRIP SLYMEの活動休止とHPの閉鎖が告知された。事前の予兆はあったものの、ラストライブも記者会見もない唐突な幕引きに、世間は騒然となった。
発端となったのは2017年初頭に報じられたSUのプライベートを巡る不倫騒動だった。グループは即座にイベント出演の辞退や活動自粛へと追い込まれる。だが、本当に深刻だったのは外からのバッシングではなく、内側で急速に冷え切っていったメンバー間の信頼関係だった。ファンが固唾を呑んで見守る中、公式なアナウンスがないまま時間だけが過ぎ、突如訪れたのがあの冷淡なサイト閉鎖だった。