テレビのクイズ番組で、カズレーザーは現役東大生や東大卒のタレントと互角以上に渡り合う。いや、むしろ彼らを圧倒する場面も少なくない。彼の知識は、試験対策のために詰め込まれた「死んだ知識」ではなく、自らの興味関心に従って集められた「生きた知識」だからだ。
視聴者は、東大卒の肩書きを持つ者が答えられない難問を、カズレーザーが涼しい顔で正解する姿にカタルシスを覚える。彼の存在自体が、「東大合格=絶対的な知性の証明」という神話を心地よく破壊しているのだ。肩書きに頼らない真のインテリジェンスが、そこにはある。