転倒転落リスクの看護計画|個別性を出すOp・Tp・Ep具体例と評価基準

転倒転落リスクの看護計画|個別性を出すOp・Tp・Ep具体例と評価基準

転倒転落リスクの看護計画|個別性を出すOp・Tp・Ep具体例と評価基準の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

Q1:モールスフォールスケールで高リスクになった場合、すべて同じ看護計画で良いですか?
A1:いいえ。MFSの合計点数が同じであっても、「過去の転倒歴が主因」なのか「薬剤や点滴ルートが主因」なのか「認知機能の過信が主因」なのかによって、重点を置く介入(TP・EP)は全く異なります。スコアの内訳を精査して介入内容を差別化してください。

Q2:認知症でナースコールを押せない患者へのEP(教育計画)はどう記載すべきですか?
A2:本人への過度な言及指導は避け、「安心感を与える声かけの統一」「不穏時のアプローチ方法」を記載するか、キーパーソンである家族に対して「現在の状態と見守りの必要性、センサー利用に関する説明と理解」をEPとして位置付けます。

Q3:新人看護師が個別性のある計画を書くための最も簡単なコツは?
A3:「患者がベッドから降りてどこへ行こうとしているのか(目的)」と「その時に起こりうる身体的トラップ(麻痺・暗がり・スリッパ等)」の2点をカルテに書き出すことです。「排泄のために一人でトイレへ向かう途中に、スリッパが脱げてバランスを崩す」といった具体的なシナリオを描くことで、生きた計画が完成します。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。