Q1:モールスフォールスケールで高リスクになった場合、すべて同じ看護計画で良いですか?
A1:いいえ。MFSの合計点数が同じであっても、「過去の転倒歴が主因」なのか「薬剤や点滴ルートが主因」なのか「認知機能の過信が主因」なのかによって、重点を置く介入(TP・EP)は全く異なります。スコアの内訳を精査して介入内容を差別化してください。
Q2:認知症でナースコールを押せない患者へのEP(教育計画)はどう記載すべきですか?
A2:本人への過度な言及指導は避け、「安心感を与える声かけの統一」「不穏時のアプローチ方法」を記載するか、キーパーソンである家族に対して「現在の状態と見守りの必要性、センサー利用に関する説明と理解」をEPとして位置付けます。
Q3:新人看護師が個別性のある計画を書くための最も簡単なコツは?
A3:「患者がベッドから降りてどこへ行こうとしているのか(目的)」と「その時に起こりうる身体的トラップ(麻痺・暗がり・スリッパ等)」の2点をカルテに書き出すことです。「排泄のために一人でトイレへ向かう途中に、スリッパが脱げてバランスを崩す」といった具体的なシナリオを描くことで、生きた計画が完成します。