三池崇史監督が手掛けたバイオレンスアクションの傑作『荒ぶる魂たち』や、大ヒット作『アンフェア the movie』など、加藤雅也のフィルモグラフィは骨太な作品群で彩られている。緊迫感あふれるサスペンスドラマや身体を極限まで酷使するアクション映画において、彼の放つ重厚な存在感は唯一無二だ。
過酷なロケや精神的重圧が続く現場から帰宅したとき、家庭に医療のプロがいるという安心感は計り知れない。身体のメンテナンスはもちろんのこと、虚構の世界から現実の日常へと意識を切り替えるスイッチとして、妻の存在が彼のクリエイティブな挑戦を陰から力強く支えてきた。