著名人が「オストメイト(ストーマ保有者)」であることを明かすことで、商業施設や駅などの公共インフラに対する社会の目も変わりつつある。多目的トイレに設置されているオストメイト対応設備(汚物流しや水栓)の存在理由は、一般にはまだ十分に認知されているとは言えなかった。
しかし、メディアを通じて「どんな設備が必要か」「なぜ専用の設備が命綱になるのか」が具体的に語られることで、施設管理者の意識や利用者のマナー向上が飛躍的に進んだ。誰もが気兼ねなく外出できる社会インフラの整備は、当事者芸能人たちの声によって加速度的に推進されている。