「サロン帰りは完璧だったのに、翌朝自分で再現できない」。そんな悩みを抱える人は少なくない。しかし、いくつかの要点さえ押さえれば、自宅でもプロクオリティの質感を簡単に再現できる。現役トップスタイリストが明かす、失敗ゼロの黄金ステップを解き明かそう。
まず不可欠なのが、ブロー前の「根元のリセット」だ。生えぐせがついたままアイロンを通しても、時間が経てば毛先が割れてしまう。根元を水でしっかり濡らし、ドライヤーの風を左右交互に当てながらフラットに乾かす。土台をゼロに戻すこの一手間が、仕上がりの持ちを劇的に変える。
次に、直径38mm〜40mmのマジックカーラーを用意する。前髪の中央部分だけをすくい取り、根元まで巻き込んで数分間キープ。熱を冷ます時間を利用してサイドのエギョモリをストレートアイロンで外巻きに流す。仕上げに極めて軽いテクスチャーのヘアオイルを指先にほんの1滴馴染ませ、毛先を指でつまむように束感を作る。オイルを根元につけると皮脂のように見えてしまうため、必ず毛先1/3のみに塗布するのが鉄則だ。