映像を志すクリエイターにとって、黄色やオレンジを画面に配置することは劇薬を扱う作業に近い。安易に色温度を上げて全体をセピアに寄せれば、画面は途端に安っぽいレトロ風の陳腐さに堕ちる。
重要なのは、対比の設計だ。濁りのない青や鈍いグリーンを背景に潜ませてこそ、主役に当たるオレンジのライトは劇的な生命力を帯びる。光と影、警戒と温もり。相反する感情を同時に宿らせるための楔(くさび)として暖色を置くこと。観客の視線を意図した場所へ釘付けにし、無言のうちに心理的な負荷をかけるための設計図を引くこと。画面の隅々に意図を張り巡らせたとき、あなたの描く世界は観客の感情を確実に掌握し始める。 (出典: 黄色 と オレンジ(Yahoo!ニュース))
詳細を見る詳細を見る詳細を見る