レースの趨勢を決定づける大きな要素が、金曜朝にJRAから発表される枠順確定です。芝・ダートを問わず、中央競馬の主要競馬場にはそれぞれ特有のコースバイアスが存在します。スタート地点から最初のコーナーまでの距離、コーナーの半径、直線の高低差によって、枠順の有利不利は劇的に変化します。
今回のコース特徴・血統を分析すると、特定の種牡馬産駒が圧倒的な複勝率を叩き出している事実が浮き彫りになります。スピードの持続力とタフなスタミナを兼ね備えた血統構成が求められるコースレイアウトであり、単なるスピードタイプはゴール前の急坂で失速するリスクを孕んでいます。
特に内枠の先行馬が経済コースを通れる開幕週寄りの馬場状態なのか、あるいは開催が進んで外差しが届く馬場状態なのか、当日の芝・ダートの含水率やクッション値(JRA公式発表データ)の推移を注視する必要があります。枠順の並びによって各馬のポジショニングが決まり、隊列が形成されるプロセスを想定することが予想の第一歩です。