キノコ狩りの幻想を手放した先に見えてくるものこそ、この公園本来の豊かさです。松茸山自然の森公園見どころの中心となるのは、標高数十メートルの起伏に富んだ丘陵を活かしたウォーキング環境と、思わず息をのむ開放的な景観にあります。
園内の高台に設置された松茸山自然の森公園展望台からは、北総台地特有の緩やかな谷津田(やつだ)の田園風景が一望できます。空気が澄み渡る晩秋から冬季の早朝にかけては、遠方に関東の名峰・筑波山の稜線がくっきりと浮かび上がり、写真愛好家の間でも隠れた撮影スポットとして知られています。
園内に掲示されている松茸山自然の森公園散策マップを辿ると、コナラやクヌギなどの雑木林を縫うように整備された未舗装の遊歩道が張り巡らされています。適度な傾斜を含むルートは、本格的な登山装備を必要としない松茸山自然の森公園ハイキングに最適で、1周およそ30分から45分程度の手頃な森林浴コースとして重宝されています。
植物の移ろいも見逃せません。新緑が眩しい初夏はもちろん、松茸山自然の森公園紅葉情報としては、例年11月下旬から12月上旬にかけて雑木林が黄色や赤褐色に染まります。観光地化された社寺の庭園モミジとは異なり、里山の雑木が自然のままに色づく素朴な紅葉グラデーションは、過度な人工美に疲れた現代人の目を優しく癒やしてくれます。