『ファイアーエムブレム 覚醒』の評価は、プレイヤーがSRPGに何を求めるかによって180度評価が分かれます。自身のプレイスタイルに応じて、遊び方を正しく選択することが満足度を高める鍵です。
【プロの結論】本作を心から楽しめる人・慎重になるべき人の判断基準
- 強くおすすめできるプレイヤー:
- お気に入りのキャラクター同士を結婚させ、最強の子供をビルドする「カップリング・配合の試行錯誤」が好きな人。
- 難易度ハード以下で、無双感のある派手なスキル連鎖やカジュアルモード(キャラロストなし)の育成を楽しみたい人。
- マイユニットというアバターを通じて、物語の中心に深く感情移入したい人。
- プレイに慎重になるべきプレイヤー:
- 『烈火の剣』や『蒼炎の軌跡』のように、限られたリソースの中で1手1手の配置に頭を絞る「硬派なチェス型SRPG」を求めている人。
- 「ダブルによるステータス暴力」や「リザイア地雷」といった極端なインフレ味方性能に冷めてしまう人。
- ルナティック以上の難易度において、運のリセットマラソンを強いられることに強いストレスを感じる人。
経験値稼ぎ・金策DLCの功罪
本作には育成を劇的に簡略化するDLC(追加コンテンツ)が用意されています。倒しても反撃してこない敵を狩る「生と死の境に(経験値)」、莫大な軍資金が手に入る「マッカあるところに金は湧く(金策)」、強力な武器を拾える「無限の神器」の3点セットです。
これらのDLCを活用すれば、ルナティックであっても育成の手間は完全に崩壊し、難易度は実質的に無力化されます。純粋な戦術パズルとしてルナティックの極限状態を味わいたいのであれば、DLCによるリソース稼ぎは完全に封印すべきです。一方で、「クリア後の裏マップ(最も強き者の名)に向けて全子世代の全スキルをカンストさせたい」というやりこみプレイにおいては、DLCの導入はプレイ時間を数百時間単位で節約するための極めて合理的かつ現実的な選択肢となります。