日本国内に目を向けると、世界に誇る伝説的な怪力王たちが存在します。その筆頭が、握力トレーニング界のレジェンドである新沼大樹(にいぬま だいき)氏です。
世界で最も閉じることが困難とされるハンドグリッパー「キャプテンズ・オブ・クラッシュ(Captains of Crush / CoC)No.4」は、握り切るために約365ポンド(約165kg相当)の握力が必要とされています。このCoC No.4を公式立会いのもとで完全に閉じた(クラッシュした)人物は、全世界でも歴史上わずか5名程度しか存在しません。新沼氏は2004年に日本人として初めてこの公式認定を勝ち取り、名実ともに「世界トップクラスの握力を持つ日本人」として歴史に名を刻みました。
また、日本スポーツ界の生ける伝説である室伏広治氏(ハンマー投アテネ五輪金メダリスト)の握力伝説も有名です。テレビ番組の体力測定企画で「100kgまでしか測れない握力計の針を軽々と振り切った」「特注のデジタル測定器で120kgオーバーを記録した」といった証言が関係者から語られています。室伏氏自身は握力専門のトレーニングを過剰に行っていたわけではなく、全身の連動と強烈な遠心力に耐え抜く投擲練習の副産物としてその超人的な握力を獲得した点に、身体操作の極致が見て取れます。
さらに注目すべき最新のトピックとして、鹿児島県指宿市の整体師・牧野貴広さん(36歳)が、米国アイアンマインド社の公認器具を用いた握力種目「ワンハンドデッドリフト」において世界新記録を樹立しました。2025年12月には市役所にて市長への結果報告と実演を行い、日本人の握力レベルの高さが現在進行形で世界の頂点にあることを証明しています。