中学年代のバスケットボールシーンを理解する上で欠かせないのが、「全中バスケ」と「Jr.ウインターカップ(全国U15バスケットボール選手権大会)」の違いです。
従来の全中バスケは学校単位の「部活動」が出場する大会でしたが、日本バスケットボール協会(JBA)の制度改革により、現在では地域クラブチームの参入が正式に認められるケースが増加しています。これにより、部活動の枠を超えて結成されたクラブチームが中体連の予選から出場し、全国の舞台へと名乗りを上げる新時代が到来しました。
冬に開催されるJr.ウインターカップが「U15年代のクラブ・部活・Bリーグユースが垣根なく王座を争うオープントーナメント」であるのに対し、夏の全中バスケは「中体連主催による、学校教育活動と地域スポーツが交差する伝統の頂上決戦」としての特色を色濃く残しています。両大会の覇者が異なるケースも珍しくなく、夏の全中と冬のJr.ウインターカップの二冠達成は育成世代最高峰の栄誉とされています。