Q1:多形日光疹は一度発症すると、一生治らない不治の病なのでしょうか?
A1:一生涯そのままというわけではありません。多形日光疹は数年から十数年で自然寛解(発症しなくなる)する例も多く報告されています。また、夏が本格化するにつれて皮膚が順応し、春先ほど症状が出なくなるサイクルを辿るケースが一般的です。適切な遮光と初期治療を徹底すれば、肌を良好な状態にコントロールしながら日常生活を送ることが十分に可能です。
Q2:市販のステロイド軟膏を使って自宅で治しても大丈夫ですか?
A2:自己判断での使用は推奨されません。市販のステロイド軟膏は作用が穏やかなウィーク〜ミディアムクラスが中心であり、多形日光疹の強いアレルギー性炎症には力不足で長引くことがあります。また、万が一ウイルス性の湿疹や真菌症であった場合、ステロイドによって爆発的に悪化する危険があります。正確な診断が下るまでは、患部を冷やして刺激を避け、速やかに皮膚科を受診してください。
Q3:曇りの日や冬場でも発症することはありますか?
A3:可能性は十分にあります。UVAは薄い雲であれば約80%が地上に届くため、曇天であっても無防備に長時間屋外にいれば発症閾値に達します。冬場に関しては紫外線の絶対量が少ないため好発期ではありませんが、標高の高い山への登山や雪山での照り返し(雪焼け)によって突然発症するケースは珍しくありません。